PECO pocci 9Sが届いたので早速お出掛けしました。
専用輪行袋を一緒に注文。サドルの下にぶる下がってるのがそれ。実によくできてます。ハンドルバーは袋から顔を出だして、グリップとブレーキレバーは別のカバーがマジックテープでついてます。
青春18切符の最後の一枚を消費する目的もあって、国府津始発5:40の湘南新宿ラインのグリーン車。空いているので隣の席に置きます。もちろん一番後ろの席の背中側にも置けますが。
大宮で宇都宮線に乗り換えて、宇都宮到着は9時。宇都宮といえばまず餃子。
駅前の宇都宮餃子館で朝定食。浜松と日本一を競ってるんですが、気合が入ってます。
餃子朝定食は、焼餃子とスープ餃子にライス、お新香で500円也。最初貸切状態だったんでPECOを押して入ります。こんな技はPECOならでは。
市街地の真ん中にある二荒山神社に御参りしてから目的地である大谷町に向かいます。
大谷町は大谷石の産地。宇都宮駅から8kmちょっと。スピードの出ないPECOでも30分ほどで楽勝。大谷町に入ると道路沿いはこんな景色が普通にあります。特別な場所感がいっぱいです。
大谷資料館に着きました。ここが地下世界の入り口です。以前から行きたかったんですが、東日本大震災以来閉鎖されていました。今年の4月2日に再開されてます。
気温12°の地下へ降りていきます。寒いので羽織るための小さい毛布を借ります。ピラミッドの中みだいですね。(行ったこと無いけど)
天井高は高いところでは60mとか。正に異世界。とても説明できません。是非行って経験してみて下さい。なまじのテーマパークよりも遥かに新しい体験ができます。
大谷石の採掘は奈良時代。国分寺の礎石を切りだしたという歴史があるそうですが、こちらの磨崖仏も平安時代初期の日本最古の石仏とか。何故か撮影禁止なので写真はありません。
次に大谷公園。第二次大戦後に平和観音(高さ26m)が作られてますが、周りの壁は大谷石を採掘してできたもの。この公園の床?は大谷石を露店掘で掘り下げたところになります。機械が導入されたのは最近なので、ここまで掘ったのはすべて人手。そちらに驚きます。