2011年11月13日日曜日

パスハンター?で大野山 2011/11/12

通勤号の座をロードマンに譲ってから出番の減っているルイガノです。パスハンター化を企てています。



どの辺がパスハンターかと言えば、

<低いギア比>
低いギア比はパスハンターの必須条件。フロント 52/42/30T、リア 12/30T。最小ギア比では30T/30Tの1:1です。

<太めのタイヤ>
ロードマンとタイヤを交換して700/35Cを履いています。ダートまでは行かなくても荒れた舗装の林道を安心して走るにはこの位が欲しいところ。

<フロントサス>
ずっと前に換装しています。1kg位は重量upになっていますから上りが不利なのは間違い有りませんが、急勾配の下りの荒れた路面での安定感に期待です。

<ブルホーンバー>
これもフロントサスと同時期に装着。長い下りでブレーキを引き続けるのは結構辛いものがあります。ブルホーンバーなら4本指でガッチリとブレーキが引けるので楽な筈。

<Vブレーキ>
これは買った時のままです。Vブレーキは少ない力で効きますから急な下りには向いている筈。ブルホーン化の時に、Mini-Vを使わずにブレーキレバーを大型の287Vにしておいたのは正解。

<重量>
これは重い。荷物なしで13kg以上あります。リアバックとボトルを着けた状態では15kgを越えているでしょう。軽量を旨とするパスハンターにあるまじき重量です。

<泥除け>
パスハンターとは関係有りませんが、雨上がりだったので通勤用の時から使っている着脱式の泥除けを装着。


さて大野山。標高731m、頂上からは360°の眺望が望める景勝の地としてハイキングコースとして地元ではポピュラー。自転車乗りも時々上る。と知ってはいましたが私自身は初挑戦。ルイガノのパスハンターデビューとしては手頃か?

ほぼ晴れの天気に乗り出します。距離は往復で40km程。隣の丹沢湖には何度も行っているし、麓の山北は御近所感覚。

と、思っていたのが大間違い!(>o<)



標高200mから遊歩道入口の標高650mまでは平均斜度10%のヒルクライム。GPSの表示は当たり前のように15-20%を示します。

チェックしてなかった~ -----。゚(゚´Д`゚)゚。-----

途中の清水で一休み。

標高が400mを越えたので一休み。

見たことも無い程小さな柿が沢山なっている集落で一休み。


標高が500mを越えたので一休み。

一度止まったら走りだすのに坂が緩い場所を探さないと上れない急坂に、10-15分おきに休憩しながら這うように上ります。当然ギアは30T/30T固定。何度、自分自身に対する撤退の言い訳を考えたことか。
o(TヘTo) くぅ.

それでも継続は力なり。何とか大野山乳牛育成牧場にたどり着きました。大野山の山頂付近一帯が牧場になっています。

まきば館で一服。

流石は県営牧場。商売っ気は皆無。牧場には付き物のソフトクリームなどは無く、あるのは自動販売機だけ。でも売っている牛乳はスーパーで買える「タカナシ牛乳」

自転車を置いて、まきば館横の遊歩道入口から徒歩で山頂を目指します。

やった~\( ̄▽ ̄ )/

南には足柄平野。

西には丹沢湖。

天気は今ひとつでちょっと寒かったけどしたが何とか景色を楽しむことができました。これが快晴だったら・・・・

また来る?
イヤイヤ"o(><;)o o(;><)o"イヤイヤ
もう二度とこんな苦労はしたくない!(ほとぼりが冷めるまでは)


下りは勿論楽ですが、あまりの急坂のつづら折れにビュンビュンという訳にはいきません。でもまあ平均速度20kmくらいでボチボチ下りて来ました。


<パスハンターとしての評価>
最初の目的であったパスハンターとしてどうかという事ですが。

・ギア比・・・時速5-6km程度(ケイデンス40-50rpm)の区間が多かったので、もっと低いギアがあれば楽だったはず。フロントを44/34/24Tに換えるか、リアをDeoreかSRAMにして34-36T位まで下げたい。

・タイヤ・・・かなり荒れた路面だったので35Cで正解、安心感がありました。28Cでも神経を使ったでしょう。10%を越える上りだと走行抵抗の主要因は引力であり、路面抵抗の影響は相対的には大きくはないと思われます。

・フロントサス/ブルホーンバー/Vブレーキ・・・下りの安定感や軽い握力に関してはとても好い感じ。フロントサスをカーボンにすれば1kg前後の軽量化が可能。悩ましい。エンジンの軽量化が先?上りはダンシングしたりしないので、フロントサスの沈み込みによるロスは感じませんでした。

もう少しこのまま走ってみます。その気になってみると足柄平野の周辺には峠と林道がいっぱい!
\(^o^)/

走行+登山距離  39.9km

2 件のコメント:

marty さんのコメント...

ルイガノをパスハン化されているんですね! 確かに前3枚、フロントサスがあると激坂でも安心ですね。タイヤが太めなのも安心材料♪ 問題は重量ですね、たしかに。

キッチョム さんのコメント...

martyさん


何て素早いコメント!有難うございます。

以前にmartyさんのブログで見て、一度は上ろうと思っていたので決行しました。martyさんはサラッと上ったようでしたので油断しました。

ルイガノのパスハン化は自転車いじりの御題としては面白いのですが、上りが嫌いという点が課題ですね。(*^▽^*) ゞ