やまめ乗りで重心に乗るためには自転車のポジションを合わせることが必要です。
堂城さんは「骨盤を倒して背中を伸ばして乗ったときに不自然なところを見つけて自転車を合わせます。」と説明してくれました。「こう乗るべき」というポジションを出して乗り手が合わせるのでなくて、自転車を乗り手に合わせる!
当たり前のようですが、これも目からウロコでした。
学校の実習で走っている時に私の自転車を堂城さんが調整してくれたのは、
・ハンドルをしゃくり気味から水平に
・サドルをすこしだけ前下がりに
・サドル高を1cm高く
の3点。
ハンドルを水平にしたことで驚くほど下ハンが持ちやすくなりました。「状態を動かす事無く腕を下げたときにそこに下ハンがある」というセッティング。今まで下ハンを持つときに「いくぞ!」っと思っていたのが嘘のよう。極自然に下ハンに手が行っている感じです。
サドル前下がりは骨盤を倒すやまめ乗りの唯一の欠点かもしれない尿道への圧迫を避けるため。これによって、下死点付近でかかとが下がるアンクリングが改善されました。
サドル高は「窮屈そうに乗ってるね」ということで上げてもらいました。帰宅してから測るとサドル高は73.5cm。一緒に測定してみるとルイガノも73.5cm。Frettaも73.5cm。ケルビムは膝痛を避けようとして低くし過ぎていたようです。しかし、ちょっと見ただけでサドル高の最適が判るなんて流石です!
( ゚Д゚) ス、スゲー
この状態でペダルが一番軽く落ちる位置を探すとペダルの先端付近。本当に驚くほど軽くなります。ですが流石にこの位置はサドルがお尻に刺さりそう。 (x_x)
あと「腕が曲がっているからステムを少し延ばしても良いかも知れないね」とのアドバイスも貰いました。
学校では時間切れでしたので、帰宅してから続きをやりました。
ステムを70mmから100mmに変更。ケルビムの組み立て時には、元々ルイガノについていた100mmのステムを使っていたのですがポジションを楽にするために70mmに変更していたのです。元に戻すことになりました。
サドルを前に出しました。約2cmですがこれで限度一杯。もう1cm位前に出したい気もしますが取りあえずこれで様子を見ることにします。
結局、
調整前
調整後
調整前が古い写真なのでサドルが違うのは御愛嬌。でも違いが良く判ります。調整前が不自然な感じがするのに対して調整後はノビノビとケルビム本来の姿のような気がします。
大分時間が経ちますが、風邪を引いたり用事があったりで殆ど乗れていません。早く走って試したいなあ。
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