平地を走るのは取り合えず100km+αをこなせるように成った所で一段落として、峠を越えると自転車ライフに新しい世界が開けそうな気がして、チャレンジを狙ってました。
私の家からは、
ヒルクライマーの聖地「ヤビツ峠」
日本武尊が「あづまはや」と嘆いた伝説があり富士山が美しい「足柄峠」
やっぱり「箱根」
といった辺りが選択肢になります。どれも高度は800m程度。海抜数メートルから走りますから標高差も800m程度になります。
ヘタレの私は、一番楽な=勾配が緩い目的地を選択。会社のヒルクライマーな大先輩に聞くと、「それは箱根裏街道」との答え。こういう時には素直に先輩の言に従うキッチョムです。
箱根への登り口は幾つもあります。小田原からは元箱根へは、最も勾配のキツイ旧街道、箱根駅伝のコースでもある国道一号線、仙石原へは国道一号線から分岐する138号線。今回は距離は有りますが急勾配の少ない国道1号線→138号線ルート、通称箱根裏街道を選択。
決して人生の裏街道ではありません。念のため(;^_^A アセアセ・・・
こんなルートです。

箱根湯元~1号線~宮下~138号線~仙石原~湖尻~元箱根~旧街道~箱根湯元
と辿りました。
小田原~箱根湯元は勾配はだぶん3%以下で大した坂では有りません。
箱根湯元から仙石原までは平均勾配5-6%ですが、距離があるので殆どギアは54T-11Tの最LOWに入れっ放しで省トルク走法で登ります。
最初の休憩ポイントは有名な宮下の富士屋ホテルのパン屋さんPICOT。ここで海抜450m程。10時開店の15分前に着いたので時間を潰して待ちました。

「先月の売り上げTOP」と表示されていた、カレーパンを選択。!o(⌒囗⌒)oΨ イッタダキマーーース!!


300円也はカレーパンとしては高め。でも流石に旨い(=^~^)o
出来立てホカホカ、周りはカリッとパン生地はモチモチ、中のカレーは濃厚で最高。富士屋ホテルはカレーにコダワリがあるので有名ですが、その流れを汲んだかレーパンは流石と思わせます。待った甲斐があった( ∩_∩)
富士屋ホテルの先で1号線と分かれて138号線を仙石原に向かいます。勾配はやっぱり平均5-6%。勾配に合わせて6-10km/Hでノンビリ登ります。
仙石原はそろそろススキのシーズン。

好天にも恵まれて、快適に走る内に湖尻~芦ノ湖畔遊歩道~元箱根に到着。
箱根旧街道で素通りできないのが「甘酒茶屋」。磯部焼きと紫蘇ジュースを頂きました。

箱根湯元までは10%前後の急勾配を一気に下ります。途中ですれ違ったローディもヘロヘロで真っ直ぐ登れません。ブレーキの利きが悪い感じになってきたので途中で止めてブレーキシューを触ると火傷しました(/_<) 。こんなになったのは初めて。シロクマボトルの水を掛けて冷やして進みます。
箱根湯元では、お馴染みの「初花」でランチ。

なんとか無事に帰宅しました。
自転車で箱根に登れるようになると色々なグルメがあるので楽しみです。次回は温泉にも寄りましょう。
走行距離 76km
標高合計 1540m
最高標高 797m